速さ ― 「1 時間で どれだけ 進むか」
まず、身近な ところから
車で 2 時間 走って 120 km 進んだ。自転車で 3 時間 走って 45 km 進んだ。どっちが 速い?
時間が ちがうから、そのままでは くらべられない。1 時間あたり に そろえる。
車: 120 ÷ 2 = 60 km、自転車: 45 ÷ 3 = 15 km。車の ほうが 速い。
この「1 時間に 進む 道のり」が 速さ。時速 60 km は「1 時間に 60 km 進む」という 意味です。
(5 年生の「単位量あたり」と 同じ 考え方)
速さの 単位
| 単位 | 意味 | れい |
|---|---|---|
| 時速 | 1 時間に 進む 道のり | 時速 60 km(車) |
| 分速 | 1 分に 進む 道のり | 分速 80 m(歩く) |
| 秒速 | 1 秒に 進む 道のり | 秒速 10 m(走る) |
3 つの 公式(み・は・じ)
道のり(み)
─────────────
速さ(は)× 時間(じ)
かくす ところが こたえ:
道のり = 速さ × 時間
速さ = 道のり ÷ 時間
時間 = 道のり ÷ 速さ
3 つ あるように 見えるが、もとは 道のり = 速さ × 時間 の 1 つ。「1 時間に 60 km、それが 3 時間分 → 60 × 3」。あとは その 書き直し。
手順
れい 1: 速さを もとめる 120 km を 2 時間で → 120 ÷ 2 = 時速 60 km
れい 2: 道のりを もとめる 時速 60 km で 3 時間 → 60 × 3 = 180 km
れい 3: 時間を もとめる 180 km を 時速 60 km で → 180 ÷ 60 = 3 時間
時速 ↔ 分速 ↔ 秒速
1 時間 = 60 分、1 分 = 60 秒 だから、÷ 60 で 1 つ 細かい 単位 に なる。
時速 ─÷60→ 分速 ─÷60→ 秒速
時速 ←×60─ 分速 ←×60─ 秒速
れい 4 時速 60 km は 分速? → 60 ÷ 60 = 分速 1 km(1 分に 1 km)
れい 5 分速 120 m は 秒速? → 120 ÷ 60 = 秒速 2 m
れんしゅう してみよう
- 150 km を 3 時間で。時速? → 150 ÷ 3 = 50
- 時速 45 km で 4 時間。何 km? → 45 × 4 = 180
- 200 km を 時速 40 km で。何時間? → 200 ÷ 40 = 5
- 時速 300 km は 分速 何 km? → 300 ÷ 60 = 5
- 分速 900 m は 秒速 何 m? → 900 ÷ 60 = 15
よくある まちがい
- ✕ 速さ = 時間 ÷ 道のり と 逆に わる → 道のり ÷ 時間。「1 時間あたりの 道のり」だから 時間で わる
- ✕ 時速 → 分速 で × 60 する → 分速は 時速より 小さい 数。÷ 60
- ✕ km と m、時間と 分が まざった まま 計算 → 先に 単位を そろえる
れんしゅうの まえに
速さ・道のり・時間 の 3 公式と、時速 → 分速、分速 → 秒速 が 20 問 出ます。こたえは 数字だけ(単位は 書かない)。
「み・は・じ」の 図を 書いて、どれを もとめるか 指で かくしてから 式を 立てよう。