単位量あたりの 大きさ ― 「1 つ分」に そろえて くらべる
まず、身近な ところから
A の 店: りんご 3 こで 240 円。B の 店: りんご 5 こで 350 円。どっちが 安い?
こ数が ちがうから、そのままでは くらべられない。そこで 1 こあたり に そろえる。
A: 240 ÷ 3 = 80 円、B: 350 ÷ 5 = 70 円 → B が 安い。
この「1 こあたり」「1 m² あたり」のような 1 つ分に そろえた 大きさ を 単位量あたりの 大きさ と いいます。
1 あたりは わり算
ぜんぶの 量 ÷ いくつ分 = 1 あたり
240 円 ÷ 3 こ = 80 円(1 こあたり)
20 人 ÷ 5 m² = 4 人(1 m² あたり)
「〜あたり」と 聞かれたら、「〜」の ほうで わる。1 こあたり なら こ数で、1 m² あたり なら 面積で わる。
手順
れい 1: 1 あたりを もとめる 4 こで 320 円。1 こあたり? → 320 ÷ 4 = 80 円
れい 2: こみぐあいを くらべる
畑 A: 4 m² で 60 kg とれた。畑 B: 5 m² で 65 kg とれた。1 m² あたり 多いのは?
A: 60 ÷ 4 = 15 kg、B: 65 ÷ 5 = 13 kg → A
(ぜんぶの 量は B が 多いけど、1 m² あたり なら A の ほうが よく とれる)
れい 3: 人口密度 人口 30000 人、面積 50 km² の 町。1 km² あたり 何人?
人口 ÷ 面積 = 30000 ÷ 50 = 600 人。これを 人口密度 と いい、「こみぐあい」を 表す。
れい 4: 1 あたり × いくつ分 1 L で 15 km 走る 車が 8 L で 走れるのは?
15 × 8 = 120 km。1 あたりが わかっていれば、かけ算で ぜんぶの 量が 出る。
「何を 1 に するか」で 意味が 変わる
5 m² に 20 人。
- 1 m² あたり → 20 ÷ 5 = 4 人(1 m² に 4 人)
- 1 人あたり → 5 ÷ 20 = 0.25 m²(1 人に 0.25 m²)
どちらも 正しい「単位量あたり」。問題文の「1 〇〇あたり」を よく 読む。
れんしゅう してみよう
- 6 こで 540 円。1 こあたり? → 540 ÷ 6 = 90
- 8 m² に 56 人。1 m² あたり? → 56 ÷ 8 = 7
- 面積 40 km²、人口 24000 人 の 人口密度は? → 24000 ÷ 40 = 600
- 1 L で 12 km 走る 車が 15 L で? → 12 × 15 = 180
よくある まちがい
- ✕ わる 向きを 逆に する(240 ÷ 3 を 3 ÷ 240)→ 「1 〇〇あたり」の 〇〇 で わる
- ✕ ぜんぶの 量だけで「多い ほうが こんでいる」と 決める → 面積が ちがうなら 1 m² あたり に そろえてから
- ✕ 「いくつ分」を もとめるのに わり算 → 1 あたり × いくつ分 は かけ算
れんしゅうの まえに
1 あたり、くらべる(えらぶ)、人口密度、1 あたり × いくつ分 が 20 問 出ます。こたえは 数字だけ。
「わる」か「かける」か、まず 「1 あたりを 出すのか、ぜんぶを 出すのか」を 決めよう。