比 ― 「2 : 3」で 割合を 表す
まず、身近な ところから
カルピスの 原液 1 ぱいに 水 4 はい。この「1 と 4 の 関係」を 1 : 4(1 対 4)と 書きます。
原液 2 はいなら 水は 8 はい(2 : 8)。同じ 味に なるのは、どちらも「1 : 4 の 割合」だから。
2 つの 量の 割合を「◯ : △」の 形で 表したものが 比 です。
等しい 比
両方に 同じ数を かけても、同じ数で わっても、比は 変わらない。
1 : 4 = 2 : 8 = 3 : 12 (×2、×3)
6 : 9 = 2 : 3 (÷3)
いちばん 小さい 整数に した 比を 簡単な 比 と いう。6 : 9 は 3 で わって 2 : 3。
(分数の 約分と 同じ 考え方)
比の 値
前の 数 ÷ 後ろの 数 を 比の 値 と いう。
2 : 3 の 比の 値は 2 ÷ 3 = 。6 : 9 も 6 ÷ 9 = 。
比の 値が 同じなら 等しい 比。
手順
れい 1: 簡単な 比に する 12 : 18
12 と 18 の 最大公約数 6 で わる → 2 : 3
れい 2: x を もとめる
2 が 8 に なった → 4 倍。後ろも 4 倍: 3 × 4 = 12
×4
┌────┐
2 : 3 = 8 : x
└────┘
×4 → x = 12
れい 3: 比で 分ける 30 こを 2 : 3 に 分ける
- 全体は 2 + 3 = 5 つ分
- 1 つ分は 30 ÷ 5 = 6 こ
- 2 つ分 = 6 × 2 = 12 こ、3 つ分 = 6 × 3 = 18 こ(たしかめ: 12 + 18 = 30 ✓)
30 こ
├──┼──┼──┼──┼──┤
6 6 6 6 6
└──2つ分─┘└─3つ分──┘
12 18
れんしゅう してみよう
- 15 : 20 を 簡単な 比に → 5 で わる → 3 : 4
- 4 : 5 の 比の 値は? →
- の x は? → 4 倍 → 7 × 4 = 28
- 40 こを 3 : 5 に 分けると 多い ほうは? → 8 つ分、1 つ分 5 → 5 × 5 = 25
よくある まちがい
- ✕ 2 : 3 と 3 : 2 を 同じと 思う → 順番が 大事。前と 後ろで 意味が ちがう
- ✕ で 8 − 2 = 6 を 3 に たして 9 → 比は かけ算・わり算 で 変わる。たし算では ない
- ✕ 比で 分けるとき 30 ÷ 2 や 30 ÷ 3 を する → まず 全体が 何つ分か(2 + 3 = 5)
れんしゅうの まえに
簡単な 比(えらぶ)、比の 値(分数で)、x を もとめる、比で 分ける が 20 問 出ます。
「何倍に なったか」「全体は 何つ分か」を 図に 書いてから 計算しよう。