割合と 百分率 ― 「全体の どれくらい」を 数で 表す
まず、身近な ところから
「20% 引き」「打率 3 割」「合格率 80%」。生活の あちこちに 出てくる、この「%」や「割」が 割合 です。
割合は「全体を 1 と 見たとき、どれくらいか」を 表す 数。
クラス 20 人のうち 5 人が めがね → 5 ÷ 20 = 0.25 → 全体の 0.25 = 25%。
3 つの ことば
| ことば | 意味 | れい(20 人中 5 人) |
|---|---|---|
| もとにする量 | 全体。1 と 見る 量 | 20 人 |
| くらべる量 | その 一部 | 5 人 |
| 割合 | くらべる量 ÷ もとにする量 | 0.25 |
「〜の 何%」「〜のうち」と 書いてある「〜」が もとにする量(全体)。ここを 見つけるのが いちばん 大事。
割合の 公式(3 つの 使い方)
割合 = くらべる量 ÷ もとにする量
くらべる量 = もとにする量 × 割合
もとにする量 = くらべる量 ÷ 割合
3 つ あるように 見えるけど、じつは 1 つの 関係(くらべる量 = もとにする量 × 割合)を、何を もとめるかで 書き直しただけ。
れい 1: 割合を もとめる 40 人のうち 10 人は 何%?
10 ÷ 40 = 0.25 → 25%
れい 2: くらべる量を もとめる 200 円の 30% は?
200 × 0.3 = 60 円
れい 3: もとにする量を もとめる 12 個が 全体の 40% なら 全体は?
12 ÷ 0.4 = 30 個(たしかめ: 30 × 0.4 = 12 ✓)
百分率(%)と 歩合
割合 0.01 を 1%(パーセント)と いう。割合 × 100 = %。
| 割合 | 百分率 | 歩合 |
|---|---|---|
| 1 | 100% | 10 割 |
| 0.5 | 50% | 5 割 |
| 0.25 | 25% | 2 割 5 分 |
| 0.1 | 10% | 1 割 |
| 0.01 | 1% | 1 分 |
- 1 割 = 10%、1 分 = 1%、1 厘 = 0.1%
- 「3 割 5 分」= 35%、「打率 3 割」= 打った 数の 30% が ヒット
線分図で 考える
0 200円 (もとにする量 = 1 = 100%)
├──────┬──────────────────┤
0 60円 200円
30%
「200 円 の 30%」は、200 円を 100 に 分けた 30 こ分。図に すると「全体の どこか」が 見える。
れんしゅう してみよう
- 50 人のうち 20 人は 何%? → 20 ÷ 50 = 0.4 → 40
- 300 円の 15% は? → 300 × 0.15 = 45
- 16 個が 全体の 20% のとき 全体は? → 16 ÷ 0.2 = 80
- 割合 0.07 は 何%? → 7
- 6 割 2 分 は 何%? → 62
よくある まちがい
- ✕ もとにする量と くらべる量を 逆に する(5 ÷ 20 を 20 ÷ 5)→ 「〜の」「〜のうち」が 全体。全体で わる
- ✕ 30% を 0.3 に せず 200 × 30 = 6000 → % は 100 で わって 小数に してから かける
- ✕ 「20% 引き」で 20% を 払うと 思う → 払うのは のこり 80%(1 − 0.2 = 0.8)
れんしゅうの まえに
3 つの 公式、小数 → %、歩合 → % が 20 問 出ます。こたえは 数字だけ(% や 円は 書かない)。
問題を 読んだら、まず「全体(もとにする量)は どれ?」を 決めよう。