資料の 調べ方 ― たくさんの 数を 1 つの 数で 表す
まず、身近な ところから
クラス 7 人の 通学時間(分): 5、8、8、10、14、8、17。
「だいたい 何分?」と 聞かれたら、何と こたえる?
たくさんの データを 1 つの 数で 代表させる 方法が 3 つ あります。それぞれ 意味が ちがいます。
3 つの 代表値
平均値 ― 合計 ÷ 個数
5 + 8 + 8 + 10 + 14 + 8 + 17 = 70。70 ÷ 7 = 10
5 年生で 習った 平均。「ならした 値」。
中央値 ― 小さい 順に ならべた まん中
5 8 8 8 10 14 17
↑ まん中(前に 3 つ、後ろに 3 つ)→ 8
小さい 順に ならべて、まん中の 値 → 8。
個数が 偶数の ときは、まん中の 2 つの 平均(4、6、8、10 なら 6 と 8 の 平均で 7)。
最頻値 ― いちばん 多く 出てくる 値
8 が 3 回で いちばん 多い → 8。
範囲 ― ちらばりの 大きさ
最大値 − 最小値。17 − 5 = 12。数が 大きいほど、データが ばらついている。
なぜ 3 つも あるの?
通学時間に 60 分の 子が 1 人 加わったと する: 5、8、8、8、10、14、17、60。
- 平均値: 130 ÷ 8 = 16.25 → 1 人の せいで 大きく 引っぱられる
- 中央値: 8 と 10 の 平均 = 9 → あまり 変わらない
- 最頻値: 8 → 変わらない
とびぬけた 値が ある ときは、平均値より 中央値の ほうが「ふつう」を 表す。
「いちばん 売れた くつの サイズ」の ように、多い 値そのものを 知りたいときは 最頻値。
| 代表値 | もとめ方 | 向いている とき |
|---|---|---|
| 平均値 | 合計 ÷ 個数 | 全体を ならして 見たい |
| 中央値 | ならべて まん中 | とびぬけた 値が ある |
| 最頻値 | いちばん 多い 値 | 「どれが 多いか」を 知りたい |
図に する
- ドットプロット: 数直線の 上に データ 1 つ ごとに 点を 打つ。ちらばりが 一目で わかる
- 度数分布表: 「5 分以上 10 分未満: 4 人」の ように 区切って 数える
- 柱状グラフ(ヒストグラム): 度数分布表を 棒で 表す
ドットプロット
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─┴─────┴───┴────────┴──────────┴──
5 8 10 14 17
れんしゅう してみよう
- 6、9、12、9、14 の 平均値は? → 50 ÷ 5 = 10
- 6、9、12、9、14 の 中央値は? → 6、9、9、12、14 → 9
- 6、9、12、9、14 の 最頻値は? → 9
- 6、9、12、9、14 の 範囲は? → 14 − 6 = 8
よくある まちがい
- ✕ ならべずに 真ん中に 書いてある 数を 中央値に する → 小さい 順に ならべて から まん中
- ✕ 最頻値を「いちばん 大きい 値」と 思う → いちばん 回数が 多い 値
- ✕ 範囲を 最大値 そのものと 思う → 最大値 − 最小値
れんしゅうの まえに
平均値、中央値、最頻値、範囲 が 20 問 出ます。こたえは 整数で。
中央値は かならず 小さい 順に 書き直してから 数えよう。