分数の かけ算・わり算 ― かけ算は そのまま、わり算は ひっくり返す
まず、身近な ところから
1 本 L の ジュースが 4 本 → ぜんぶで L。
L の ジュースを L ずつ コップに 分けると 何ばい? → ばい。
分数の かけ算・わり算は、たし算と ちがって 通分は いらない。ルールは 2 つだけです。
かけ算: 分子どうし・分母どうし を かける
2/3 の さらに 4/5 は?
┌──┬──┬──┐
│■ │■ │ │ ← 2/3(たてに 3 等分 して 2 つ)
└──┴──┴──┘
それを よこに 5 等分 して 4 つ 取る → ますは 3 × 5 = 15 こ、色つきは 2 × 4 = 8 こ → 8/15
分母どうしを かけると「ぜんぶの ますの 数」、分子どうしを かけると「色つきの ますの 数」に なる。だから 分子は 分子と、分母は 分母と。
整数を かける ときは、整数を 分子に かける(整数は 分母 1 の 分数):
わり算: わる数を ひっくり返して かける
分母と 分子を 入れかえた 数を 逆数 と いう( の 逆数は 、4 の 逆数は )。
わり算は、わる数の 逆数を かける 計算に 変えられる。
整数で わる ときは、整数を 分母に かける:
なぜ ひっくり返すの?
「 で わる」= 「 が いくつ 入るか」。3 ÷ なら、3 の 中に 半分は 6 こ 入る → 3 × 2 = 6。
つまり で わることは 2 倍する ことと 同じ。「 の 逆数 = 2 を かける」に なっている。
で わるのも 同じ 理屈で、 を かける。
とちゅうで 約分すると らく
→ かける 前に 3 と 9、2 と 4 を 約分:
先に かけて に してから 約分しても 同じ こたえ。数が 小さい ほうが 計算ミスが へる。
れんしゅう してみよう
- →
- → =
- → =
- → =
よくある まちがい
- ✕ かけ算なのに 通分する → 通分は たし算・ひき算だけ。かけ算は そのまま 分子どうし・分母どうし
- ✕ わり算で わられる数の ほうを ひっくり返す → ひっくり返すのは わる数(後ろ) だけ
- ✕ で 分子を 4 で わろうとする → 整数で わる = 分母に かける
れんしゅうの まえに
分数 × 分数、分数 × 整数、分数 ÷ 分数、分数 ÷ 整数 が 20 問 出ます。こたえは 分数で(約分しても しなくても 正解。れい: 8/15)。
わり算は「ひっくり返して かけ算」に 書き直してから 計算しよう。